児童館の役割とは - 田中 満智子さんの取材を受けて

「すぎなみKids」のお問い合わせフォームから、田中満智子さんに「建築ジャーナル」さんから取材依頼がきました。

なぜ元杉並区児童館館長で、親業インストラクターの満智子さんが「建築ジャーナル!?」と思ったのですが、

「建築ジャーナル」という雑誌は、ただ建築家のための雑誌なのではなく、建築を通した「街づくり・都市づくり」を編集方針のひとつに掲げられているそうです。

12月号のテーマは「子どもの居場所づくり」ということで、児童館行政で先進的な杉並区の児童館に関わりの深い満智子さんに話を聞きたい、ということでした。

こちらが建築ジャーナル12月号です。

写真1


満智子さんから以前お伺いしたのですが、

高度成長期に公園や空き地が減って、交通量も増えて、外で子どもが遊べる場所が減ったとき、美濃部都元知事の政策で東京都に児童館が作られたそうです。

杉並区には1小学区内に1館の児童館があって、これは他区に比べてかなり多いそうです。
学区内にないと、小さい子どもや小学生が児童館を利用しにくいというのが理由です。

杉並区が「児童館行政で先進的」と言われるのは、この児童館の圧倒的な数と中高生のための児童館(ゆう杉並)があるという点ではないかと思います。

写真2

先日、高井戸児童館で「高井戸ミニミニ子育てメッセ」の参加団体を中心としたお茶会に参加しました。

そこで 児童館での未就学児の集まりに、さりげなく臨床心理士さんにスタッフとして参加してもらい一緒にお遊戯もして、お母さんが子どもに関する心配事を相談しやすいようにしている、という取り組みを聞きました。

そうすると、お母さんから「あの~」と相談を持ちかけられるそうです。

自分から発達センターなどに行って面談の予約をする・・というのは敷居が高いけど、自分がいつも子どもと遊んでいる児童館で気軽に専門家に相談できる、そういう機会を児童館の先生は意識して作ってくださっているということに感動してしまいました。

こういう先生方の心配りも杉並区児童館の良さであり、これまでに蓄積されてきたノウハウなのだと思います。

今杉並区では杉並区区立施設再編整備計画(第一期)で「児童館の全廃止、児童館機能の他施設への継承」されることになっています。

一母親として再編計画には不安もありますが、杉並区には「子育てしやすい街づくり」のDNAが流れていると思うので、より良い街になることを信じて、限られた財源を何にどのように使うのか、見守っていきたいと思います。

10年後、20年後、自分の子どもが「杉並で子育てしたい」と思える街になっているといいな。

-----------そんなわけで、建築ジャーナル2013年12月号ご一読ください! 田中満智子さんの記事は18ページです。ゆう杉並も見開き1ページで大きく取り上げられています。








(2013.12.09 投稿)

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